2013/03/25
「プラチナデータ」を観てきました。
週末に映画「プラチナデータ」を観に行ってきました。
繁華街ではない場所のシネコンだったためか、
お客さんの入りは3~4割程度で、
興行的なことを勝手に少し心配してしまいました。
そんなことはさておき、肝心な内容についての感想ですが、
一言で表せば、
「ニノとトヨエツの、男と男の信頼関係にぐっときた」(byオレ)
「ニノの様々な表情が見られて素敵だった」(by妻)
という感じです。
実は、妻も自分もだいぶ前に原作を読んでいて、
ほとんど忘れてはいるものの、大筋のストーリーは知っていました。
なので、ミステリーとしての謎解き部分での驚きはあまりなかったのですが、
その分、ニノの動きや表情に集中して観ることができました。
やっぱり演技うまいね、ニノ。
二重人格をあえて真逆な感じでは表現しないようにした、
と何かの番組で言っていたけれど、正にその通りで、
神楽龍平とリュウを、ちょっとした表情や仕草で上手く演じ分けていました。
途中で、あれ?いまどっち?、と思う場面もあったほど。
それと、怒る場面が秀逸。
好きなんだよな、あの、ニノが突然声を荒げるところ。
あと、トヨエツも良かったなぁ。
特に、拳銃を介してニノと握手をするシーンは、
言葉を交わさなくとも伝わる、信頼関係と言うか、
それとも、もはや友情と言うべきか、そこにぐっときました。
トヨエツ(浅間)はずっとニノ(神楽)を信じていたからね。
トヨエツに刑事やらせると渋くていいわぁ。
「犯人に告ぐ」という映画でも刑事役でかなりいい味出しているので、
よかったらDVDで観てみてください。
映画全体について、少しだけ苦言を呈させてもらえれば、
要所要所の逃走シーンが長すぎたかなぁというのと、
DNA解析や犯人検知のシステムの見せ方が凝り過ぎかなぁ、と思いました。
個人的には、その分をニノとトヨエツとのやりとりに費やして欲しかったです。
原作を読んでいない人にとっては、
ニノの新たな魅力を見つけるというのはもちろん、
ミステリーとしても楽しめると思うので、ぜひ観に行ってみてください!
そうそう、映画は原作と少しストーリーを変えてあるって言ってたなぁ。
どこだったんだろう?もう一度、原作を読み返してみようっと。
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