2013/03/29
「嵐の明日に架ける旅」ニノ編の感想。
昨夜放送された「嵐の明日に架ける旅~希望の種を探しに行こう~『地域の絆”虎舞”を訪ねる旅』」。大トリでニノの登場です。
今回は震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市と大槌町を旅し、地域の心を結ぶ郷土芸能「虎舞」に情熱をささげる人たちと出会います。
まずは釜石市の虎舞の達人を訪ねます。達人の前でいきなり虎舞にチャレンジするニノ。ぶっつけ本番ながら、なかなか様になってます!でも、すぐに息が切れてしんどそう…。達人のすごい踊りも見られましたが(この動きはマジですごい!)、それでもやはり1分は持たないとか。見た目では分からないけれど、かなり激しい踊りなんですね。
続いて訪れたのが大槌町。こちらの虎舞は釜石のとはまた違って虎退治もあるんですね。昨年の虎舞は、家が無くなっても残った人が家の前で虎舞を待ち、そこを虎舞が練り歩くという、特別な形だったとか。涙を浮かべながら話す被災者からここまでの話を引き出す二宮和也、すごいです。
今回はニノのナレーション能力、コミュニケーション能力の高さについて、改めて思い知ることができました。被災地でのロケだったこともあり、被災者へのインタビューの仕方、ナレーションの入れ方が普段よりもとても難しいであろうことは容易に想像できます。
ナレーションについては、声はゆっくりと落ち着きがあり、それでもきちんと抑揚が効いていて、とても心に響く声だなぁと感心しました。TV(バラエティ)、ラジオ、ライブでのMC、そのどれとも違うニノ。心にしみました。
インタビューについては見事としか言いようがないです。育ってきた環境の影響もあって基本的にタメ口(以前、ラジオで本人が言っていました)なので、初対面の人でも壁を作ることもなくすんなりと仲良くなってしまうんですよね。物怖じもしないから、相手の本音(多分、事前の筋書きとは違う部分も含めて)がぽんぽんと飛び出して、話が拡がってどんどん面白くなる。もともとコミュニケーション能力の高い人だと思ってはいたけど、これ程とは思いませんでした。
全体を通してですが、表現が適切か分かりませんが、今回のニノの回は「鶴瓶の家族に乾杯」に近い印象を受けました。もちろん、鶴瓶役はニノ。見た目は全然違うけど、包容力もあって、人の話をきちんと聞けて、適切な受け答えができて、だから時に相手が感極まってしまう。近いと思いませんか?
4月からの新番組「ニノさん」でも、こうした新たな魅力が引き出されることを期待しています。
「嵐の明日に架ける旅」第2弾はこれで終わりですが、今後もぜひ続けてもらいたいと強く思います。民放のバラエティで芸人相手にはしゃいでいる嵐も嫌いではないですが、素人の懐に入っていく嵐の各メンバーの方が、自分には輝いて見えました。
もちろん、歌って踊っている嵐が一番好きですけどね!
今夜のMステでの「Breathless」が楽しみだー!!!
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